私の一押しリンチ株 中央紙器工業(3952)が、前期比2円増配を発表しました。(7円→9円)詳細はこちら です。

この増配は大きいですね。最近は株主還元に積極的な会社は、株価も大きく上昇する傾向にあります。
増配の絶対金額はたいしたことはありませんが、中央紙器工業は「この会社は儲かればその分配当として株主に還元してくれる」という会社の姿勢を個人株主が認識することの重要性をようやく理解したということです。

それはひとつにはホリエモン効果といえるでしょう。

これだけ連日連夜、敵対的買収関連のニュースが流れると、経営者としても自社の時価総額が異常に低いことのリスクを意識せざるを得ません。

時価総額経営の元祖であるソフトバンクの孫社長は最近目立ちませんが、以前孫さんが時価総額にこだわっていた理由も、今なら理解されるでしょう。

というわけで、優待銘柄と並んでもともと低PERのリンチ株も上昇がすさまじいです。

長期投資派の皆さんからはリカクの誘惑に打ち勝つのは非常につらい、という声が届いていますが、これに打ち勝てるか否かで今後の投資結果にも大きく影響しそうです。

私?私はいつも言っていることですが株価で売買はしません。私が売るのは「その企業が利益を継続して生み出せなくなったとき」のみです。